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日別アーカイブ: 2025年7月11日

「将来の“おとな”が心配です」

こんにちは。

今日はちょっと真面目な話を——

最近、外やテレビ、ネットで
「元気の無い子どもたち」をよく見かけるように感じています。

美容室でも、まったくお話しが出来ない、
ちょっと元気がなかったり、
目を合わせてくれなかったりする子が、時々います。

というか、確実増えています。

「学校行ってる?」のって聞くと
「ううん」とふと目を伏せる子もとお母さん、
無理に聞き出すことはしませんが、少し気になってしまいます。

ボランティア活動で接する施設の子どもたちと
なんか違う??

違和感。

お父さんもお母さんと暮らし、愛情しっかり掛けて
育ているハズなのに??

もちろん、すべてが家庭や親のせいとは言いません。
でも、案外、大人の言葉や態度、環境が影響しているのでは…
と思う場面もあります。
子ども自身の問題というよりも、「大人の側の問題」なんじゃないかと
思うことしばし、

毒親、ご存知ですか?
「子どもの心や成長に悪い影響を与える親」のことを言います。

本当は、子どもたちはもっとのびのびしていて
素直に笑ったりして、
でも今は、いろんなプレッシャーや空気に押されて、
息苦しそうな子も多く、表情が無い、

このまま大人になっていくのは、正直、心配です。

ボランティア活動で最優先は
施設で暮らす、親の居ない子どもたちのことで精一杯で

元気の無い子どもたちまで
とても出来ない

今後、大人になりニートや引きこもり
生活保護、障害者年金の予備の子どもたちが
増え続けると
市町村の担当の人からも聞いています、

さて、困ったモノ

サロンで携わる方々のお話しを
聞いてあげることしか出来ませんが
美容師にできることって、何だろう?
大きなことはできないかもしれないけど、
少なくとも「話を聴く」
「鏡に映る自分をちょっと好きになってもらう」
「親以外で気の許せる大人」
そんな場所であれたら、と思います。

それが、将来への小さな安心に、つながっていけば。

今日も目の前のお客さまに、丁寧に向き合いたいと思います。

お父さん、お母さん、
不安になっている子どもたちの親は
この世には
アナタたちしかいません。

もし自分たちが、毒親と自覚が少しでもあるようだったら
専門医やカウンセラーにて毒親を完治してから
子どもたちのケアにまわってください。