こんにちは。
仕事で使いすぎて痛みでパンパンな箇所とは違う場所を揉みほぐしただけで、
「痛かった場所がスッと良くなる」経験ってありませんか?
自分はよくあります。
いわゆるトリガーポイント(痛みの引き金)を見つけ出し、
本当に悪さをしている根本原因にアプローチする技法です。
目の前で主張している“痛みそのもの”よりも、
見えづらい場所に原因が潜んでいる方が多い。
だから根本原因に触れられれば再発しづらい。
再発した方が(繰り返す痛み、不快感)商売としては成り立ちますが…(笑)
どうぞお好みで(笑)
自分は嫌ですが(笑)(笑)
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この考え方、髪の悩みにもそっくり当てはまります。
この時期は乾燥に伴って
「髪が膨らむ・広がる」「髪が乾きにくい」
という相談をよく受けますが、
「量が多いから?」と質問されることが多いものの、
本当の原因は 量ではなく質。
・髪の乾燥による膨潤や広がり
・ シャンプー時の皮脂残り・残臭
…こういった見えない要因が大半を占めます。
その証拠に、
シャンプー後に「量(軽さ)確認しましょう~」と言うと、
ほとんどの方が「このままの量で大丈夫」となり、
シャンプー前と後で髪の収まりが全然違うことに驚かれます。
濡れた髪に必要な 水分と油分を補給し、
ドライヤーの当て方を整えるだけで、
毛量は勝手に落ち着くんです。
子どもの髪以外、カラーやパーマをしている髪には
必ず補給が必要なものがあるのに、
乾燥が原因なのに「はいはい」と言って
ガッツリ量を減らす方が喜ばれやすい現場事情…。
わかります、わかります(笑)
根本的解決方法を教える美容師は儲かりませんねー(笑)(笑)
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でも、身体も髪も同じで、
見えている症状を削るより、根本原因を整えた方が再発しない。
痛みの原因が筋肉の奥に隠れていたように、
髪の広がりの原因も乾燥や皮脂残りといった
“見えない要因”に潜んでいます。
本当は、
「量を減らす=解決」ではなく、
水分補給という真逆のアプローチが必要な乾燥時期なんです。
※年中ですよー
今起きている髪の膨らみや広がりは、
季節性の乾燥が作った“根本の問題”。
だからこそ、
見た目の量に手をつける前に、
原因を見極めて整えるケアが大切だというお話でした。