こんにちは。
年に一度、海外から来てくださるお客様がいます。
今年も、その季節がやってきました。
一年ぶり。
話したいことは、山ほどあります。
日本にいると、海外のリアルな暮らしは、なかなか入ってきません。
テレビでは分からない現地の話で、毎年盛り上がります。
「都合の悪いことは報道されないんだよね」なんて笑いながら。
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そのお客様が、切実に言うことがあります。
「海外にいると、日本人の美容師に切ってもらいたくて仕方ない」
これ、世界中の日本人が抱える悩みなんだそうです。
分かります。
日本人の髪は、やっぱり日本人がいちばん分かっている。
くせも、量も、伸び方も。
外国人スタイリストには伝わりきらない細かいところが、確かにあるんです。
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正直に言うと。
独身だったら、とっくに海外へ出ていました。
現地の日本人の髪を切って世界を回っていたと思います。
でも今は、そこは諦めています。
——夢は、息子に託しました。
もし彼が海外へ出ると言うなら、できる限り応援するつもりです。
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日本は、少子高齢化がますます進みます。
超高齢社会は、もう確実にやってくる。
若い世代は、チャンスを求めて海外へ出ていくでしょう。
それをむしろ前向きに見ています。
世界に、日本人が散っていく。
その一人ひとりの髪を切れるのは、やっぱり日本人美容師です。
だからこそ——
海を渡る若い美容師が、これから増えてほしい。
心から、そう思っている美容師は多いのでないですか??
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