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日別アーカイブ: 2026年8月5日

8月5日

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不易流行(ふえきりゅうこう)

なんて言葉を最近覚えまして(笑、松尾芭蕉の言葉)

変わらないものと、変えていくもの。
いい歳して、こんなことを考えるようになりました。

きっかけは、上の世代の美容師さんたちの引退です。

団塊の世代。
高度成長期を駆け抜けて、日本を支えてきた人たち。
朝から晩まで働いて、家族を養って。
正直、今の自分に同じことができるかと言われると…自信ないです。

ただね。

仕事を辞めたあと、

「暇でしょうがない」
「無理をして痛いところばかり」
「出掛けない」
「何をしていいかわからない」

ちょっと寂しそうに話すのを、何度か聞きました。

仕事がすべてだった世代。
やりたいことを全部後回しにして、気づいたら老後。
時代のせいもあると思います。それが当たり前でしたから。

でも、見ていて思うわけです。

先輩美容師からも「真似すんなぁ」って(悲笑)

——あ、自分はこうはなりたくないな、と(笑)

団塊ジュニアの、勝手な言い分ですが。

—

だから決めています。

変えないもの。
お客様に丁寧に向き合うこと。練習は続けること。
ここだけは30年、意地でも変えていません。

変えていくもの。
新しい技術も、SNSも、面倒がらずに取り入れる。
そして、やりたいことは後回しにしない。

子どもたちの髪を切りに行くのも、その一つ。
行きたい所へ行って、会いたい人に会って。
「いつかやる」の「いつか」なんて、たぶん来ませんから。

老後に「暇だ」なんて、言ってる場合じゃない。
仕事も、遊びも、欲張っていきます。

上の世代がいたから、今がある。
それは忘れずに。
そのうえで、自分たちは自分たちの生き方で。

——不易流行。
芯は変えず、身軽に動く。
まだまだ、そんなオジサンでいたいなと思います。